小児科、内科、循環器科、アレルギー科のクリニックです

    11歳以下の子どもたちへの新型コロナウイルスワクチン接種が始まりますが…

     比企地区でも11歳以下の小児への新型コロナウイルスワクチン接種がいよいよ始まります。

     私は以前にも述べたように,小児への接種には断固反対です。しかし,当院でも小児への接種を本日から開始します。矛盾しているようにも思われ,誤解を招く恐れがあるため,事情をご説明します。

     3ヶ月ほど前に,比企医師会の小児科専門医が集まり,話し合いを行いました。
     ほとんどの小児科医は,接種に反対の立場でした。接種をしたくないという医師が過半数でした。
     しかし,国が接種を決定してしまった以上は,比企医師会だけ接種をボイコットすることは無理だろうし,我々小児科専門医が接種を拒否したならば,どのような事態になるかを考えました。

     何故この国がこれほどまでに小児への接種を進めたがっているかというと,それはファイザ-(米国)との契約で,どんどんワクチンが送られてきてしまっているからです。
     政府は成人用も小児用もワクチンを余らせたくないため,あらゆる手を使って国民を不安に陥れ,ワクチンを接種させようとしています。

     いろいろな情報が飛び交う中で,誤った情報を鵜呑みにしてしまった家族は,多くはないにしても接種を希望なさるでしょう。

     こういった状況の中で考えたのは,自院のかかりつけの患者さんには接種を勧めない一方で,それでも接種を希望する方には安全な接種を提供する義務が,我々小児科専門医にはあるだろうということです。

     以上の理由から,本日から当院でも11歳以下の小児への接種を開始します。
     しかし接種を受けるかどうか悩んでおられるご家族は,今からでも遅くはありません。接種を思いとどまっていただきたいと私は思っています。

     皆様の適切なご判断を願っています。